2020/01/01

 宗圓寺(そうえんじ)は、西本願寺のお寺です。名古屋は西本願寺のお寺が少なく、「なかなか西本願寺の寺が見つからない」といわれます。新たに寺をお探しの方、故郷にお手次寺があるけどこの地でお参りできる寺を探したい方、当サイトをご覧いただきましたらどうぞ、宗圓寺にご連絡ください。名古屋の中心に所在しますから、市内全域はもちろんその周辺までお伺いできます。そして何よりも、丁寧な読経を心がけています。
 宗圓寺ホールは、宗旨や業者を問わずどなたでも葬儀にご利用いただけます。落ち着いた雰囲気で、家族葬や小規模葬に最適です。
 お参りできる場所があることの安心は大きいと思います。新たなご仏縁に感謝いたします。  合掌


春には境内の桜が見事に咲きます
 

2017/08/07

今月の言葉(2017年8月)
  
  ※「今月の言葉」は、山門と通用門脇の各掲示板に毎月初めに掲示します。
    (山門脇の「言葉」は、真宗教団連合発行の「法語カレンダー」より)
  ※恥ずかしながら、住職が揮毫した「言葉」を掲示しています。


「金剛心は菩提心 この心すなわち他力なり」 
                 (親鸞聖人『高僧和讃』天親讃より)

和讃全文
 信心[しんじん]すなはち一心[いっしん]なり
  一心すなはち金剛心[こんごうしん]
  金剛心は菩提心[ぼだいしん]
  この心[しん]すなはち他力なり

現代語訳
真実の信心は、すなわち一心である。一心は、決して壊れることのない心すなわち金剛心である。金剛心は、さとりを求める心すなわち菩提心である。この心が、そのまま阿弥陀仏のはたらきすなわち他力である。

 ※一心・・・本願を信じて、二心(疑心)のないこと。本願は阿弥陀仏の衆生救済のための根本となる願い
 ※金剛心・・・阿弥陀仏の本願を信ずる心。他力回向の信心は、阿弥陀仏からいただく信心なので、何ものにも破壊されず、堅固不動であるから金剛に例える。
 ※菩提心・・・さとりの智慧を得ようとする心


「ほんものとにせものは
  見えないところの あり方でわかる」 (東井義雄師)

ほんものは、自分が信じ目指すことを追い求める中で行きつくものだと思えます。にせものは、自分に気持ちよく、他人によく見られたいと外見を取り繕う中ででき上がっていくように思います。そして、自分が目指すものがほんものかどうかがなかなかわからないのが現実です。飾る自分の服を1枚1枚脱いでいきたいものです。自分に都合の悪い評価を大切にするよう心掛けたいと思います。



<8月は盆・・・浄土真宗のお盆>

真宗門信徒は、「お念仏を称える人を極楽浄土へ迎えよう」と常にはたらいてくださる阿弥陀様を深く信じ、み教えを依りどころとしてお念仏申しながら日々暮らします。そして、この世の縁が尽きた時にお浄土に仏様として生まれ、その後は阿弥陀様と同じ仏様のはたらきをさせていただくのです。
お浄土に生まれたご先祖も、仏様として常に私のもとに至ってお浄土へ導いてくださいます。そうすると、お盆の間だけご先祖が帰ってくるということにはなりません。盆にはあらためて、阿弥陀さまやご先祖のおはたらきに感謝してお念仏申しましょう。



《「夏休み、親子で寺参り」 開催しました》

昨年から始めました「夏休み、親子で寺参り」を、今年は7月23日(日)に開催しました。昨年は残念なことに一人の参加者もありませんでしたが、今年は1家族3名の方の参加がありました。しかも遠路、岐阜県多治見市から小学校3年生男子とそのおじいさん、さらに名古屋市内在住の大おばあさんです。そこに住職の息子(小5)と坊守が加わって和気あいあいの中、熱心に住職の話を聞いてくださり、息子さんはお経に初挑戦。大キンも打ってみました。中ほどではおやつもありました。


2回目の催しで、内容的にはまだまだこれからですが、来年はさらに多くの方に参加していただけるとうれしいです。どうぞ、ご予定ください。













2017/06/30

今月の言葉(2017年7月)
  
  ※「今月の言葉」は、山門と通用門脇の各掲示板に毎月初めに掲示します。
    (山門脇の「言葉」は、真宗教団連合発行の「法語カレンダー」より)
  ※恥ずかしながら、住職が揮毫した「言葉」を掲示しています。


「功徳の宝海みちみちて 煩悩の濁水へだてなし」 
                (親鸞聖人『高僧和讃』天親讃より)

和讃全文
 本願力(ほんがんりき)にあひぬれば
  むなしくすぐるひとぞなき
  功徳の宝海みちみちて
  煩悩の濁水(じょくすい)へだてなし

現代語訳
本願のはたらきに出会ったものは、むなしく迷いの世界にとどまることがない。あらゆる功徳をそなえた名号は宝の海のように満ちわたり、濁った煩悩の水であっても何の分け隔てもない。

 ※本願力・・・阿弥陀仏の本願(以前からの願い)にそなわるすべての人々を救おうとするはたらき
 ※名号・・・一般にはすべての仏・菩薩の名を名号という。浄土教では、特に阿弥陀仏の名を指していう。親鸞聖人は仏の衆生救済の願いが南無阿弥陀仏の六字の名号となって衆生の上に活動しているのあり、摂取して捨てないという仏意をあらわす本願招喚の勅命であるといわれた。


「『モノ』のいのちを いとおしむ心」 (東井義雄師)

ラジオか何かで聞いた話なので本当かどうかわからないのですが、アメリカのどこかに世界中からその人生を終えた飛行機(旅客機)が廃棄される場所があるそうです。もうお客は乗せませんから任務を終えたままの汚れた状態で飛んでくるそうです。ところが、日本の航空会社の飛行機はきちんと掃除がしてあるそうです。立つ鳥跡を濁さずという言葉とは少し情景が違いますが、機体を掃除する作業員の気持ちがよくわかります。


<念珠[ねんじゅ]

 一般には数珠。浄土真宗では念珠ともいい、仏前で礼拝するときに用いる大切な法具です。数珠はもともと念仏の数をかぞえるものと言われてきました。しかし浄土真宗では、煩悩の身をそのままお救い下さる阿弥陀仏を仰ぐ法具として、礼拝のときには必ず両手にかけて合掌します。また、数珠はみ仏を思い起すよすがとなりますので、仏前だけでなく常に身につけ、嬉しいときも、悲しいときも、お念仏することが大切です。数珠を投げたり、人が歩く場所、例えば畳の上などに直接置いたりしないように、ていねいに取り扱いましょう。
 普通は単輪念珠(一輪念珠)を用いますが、僧侶が儀式で用いる双輪念珠は108個の珠で作られています。108はご承知のように、除夜の鐘の数であり煩悩の数です。

手にも念珠、心にも念珠をかけましょう。




2017/06/12

第8回「住職のレコード棚」コンサート終了

 6月9日に開催しました今年度の「住職のレコード棚」コンサートは、お陰様で多数の来場者があり、好評でした。有難うございました。
 第1回目は12人の来場者でしたが、昨年20名を超え、今年は31名でした。まずは当寺ご門徒を中心にご案内するのですが、「今月の言葉」を掲示する掲示板にポスターを貼って道行く方にもお知らせしています。それをご覧になっての来場者が今年は多かったです。もちろん、このHP内でもお知らせしています。
 今年のテーマは「音楽でお国めぐり」。有名ラジオ番組「ジェットストリーム」のオープニングメロディと、あのナレーションとともに始まり、20か国近くを訪れました。もちろんエピローグも同番組と同じ。
 来年も同じ時期に開催できると思いますのでどうぞ、その節はご来場ください。


住職、テレビ出演

~6月2日夕方、CBCテレビ番組「イッポウ」において~

住職が事前に同番組から取材を受けた様子が、「イッポウ境界線調査隊第2弾」の中で放送されました。寺のこととは直接に関係なく、寺の住所である名古屋市中区と隣接する東区との境界線について番組が聞き込み調査をする、という内容でした。実際に住職が映った時間は約20数秒です。

取材を受けた住職は「宗圓寺は名古屋の城下町づくりに連動した清州越しの動きに合わせて、(宗圓寺の場合は清州からではなく、寺が当時所在した)岐阜県(葉栗郡大浦村、現在の羽島市あたり)から現在地に移転した。ただし、近辺の多くのお寺は実際に清州から移転した」というような、歴史的なことをお話ししました。宗圓寺の外観もテレビに映し出されました。

ご覧になった方はおみえでしょうか。住職はお二人の方から「見ましたよ」というお話をいただきましたが実は放送を見ておらず、早速CBCに連絡して番組の録画を送ってもらって確認したようなことです。

同時期に中京テレビの番組「PS純金ゴールド」からも取材を受け、「住職のレコード棚」コンサートに関心を持ったスタッフから再度の取材申し入れを受けたのですが、こちらは残念ながらその企画自体がボツになり、放送には至りませんでした。

ついでですが2、3年前、境内の桜がCBCテレビの「ゴゴスマ」で取り上げられたことがありました。事前に放送時間がわかっていれば皆さんにもご連絡を差し上げるのですが、突然に(その時は当日の朝)取材の申し入れがあり、放送までの日数が少ないのでなかなかご連絡できないのが実情です。残念ですね…。

放送局は近所に多数ありますから、今後もテレビ等で取り上げられることがあるかも知れません。皆さんお楽しみに!

2017/06/01

《夏休み・親子で寺参り》

 お数珠はどうやって持つの?  ・ お焼香は何回するの?
 お経って何だ? 一度よんでみようか  ・ 本堂ってどんなところ?

 子どもさんがお寺にお参りする機会がなかなかないようです。また、意外とお父さん、お母さんも寺参りの機会が少ないですね。
夏休みの1日、ぜひ、親子でお寺にお参りください。お孫さんとでも結構。要するにどなたでも。中・高生なら、一人での参加もOK。
 お父さんやお母さん(おじいさんやおばあさん)が子どもの時、きっとどなたかに連れられて寺参りをなさったと思います。今度はあなたが子どもさんやお孫さんを連れて、寺参りをする番だと思います。
 この頃よく考えるのですが、手を合わせることのできる子と、そうでない子とどちらが幸せになるのだろうか。どちらが愛される子に育つのだろうか。前者のような気がしてなりません。参加をお待ちしています。
 なお、大人一人での参加も歓迎です。意外と正式なお参りの作法をご存じないのではないですか。この際、童心に帰ってお参りの復習をしてみませんか。
                                           宗圓寺 住職

「要 項」

◇ 日時 2017年7月23日(日) 午前9時~11時
◇ 場所 宗圓寺本堂・食堂
◇ 内容 お参りの作法 お経に挑戦 本堂見学 その他
◇ 持参 念珠(お数珠)、筆記具、門徒式章(持っている人だけ)
    ※念珠がない人は寺に連絡してください
◇ 参加費 1人500円(当日持参)
◇ 予約不要、当日直接寺へどうぞ

残念ながら、昨年は参加者が1人もありませんでした。今年はぜひ・・・


今月の言葉(2017年6月)
  
  ※「今月の言葉」は、山門と通用門脇の各掲示板に毎月初めに掲示します。
    (山門脇の「言葉」は、真宗教団連合発行の「法語カレンダー」より)
  ※恥ずかしながら、住職が揮毫した「言葉」を掲示しています。


「弥陀みだ]の回向[えこう]成就[じょうじゅ]して
 往相[おうそう]・還相[げんそう」ふたつなり」(親鸞聖人『高僧和讃』曇鸞讃より)

和讃全文
 弥陀の回向成就して
   往相・還相ふたつなり
   これらの回向によりてこそ
   心行ともにえしむなれ

現代語訳
 阿弥陀仏による回向が成就して、浄土に往生して成仏するという往相と迷いの世界に還(かえ)って人々を救うという還相とが、わたしたちの上にあらわれる。これらの回向によってこそ、信心と念仏をともに得させていただくのである。
 
 ※弥陀の回向・・・阿弥陀仏が私たちに向かって救済しようとはたら続けること。
 ※往相と還相・・・上のはたらきの中で、浄土に往生してゆくすがたが往相。浄土に生まれた者がこの迷いの世界に還[かえ]りきて人々を救済するすがたが還相。
 ※心行・・・心は信心、行は念仏
 

「思われっ放し してもらい放しの私」 (東井義雄師)                    

 そう、いつも私は何もできずにしてもらうばっかり。わかっているのです。一人では何もできない私です。いつも親をはじめ周囲の人に心配をかけ、助けられている。でも、たまには、私だって人のことを心配して、少しだけかもしれないけれども力になりたいと思っているのです。だって、みんなお互い様だし、一人では生きてゆけないんだし。・・・?


<日常のお勤め>

 浄土真宗本願寺派(西本願寺、お西)のご家庭での毎日のお勤めについて述べます。
 もっともよくお勤めされるのが、私たちの聖典の一つである宗祖親鸞聖人作「正信念仏偈」(キーミョームリョーのお勤め)です。これは宗祖の主著であり、浄土真宗本願寺派の「ご本典」である『教行信証』の中にある詩です。ふつう、宗祖が晩年になってお作りになった『ご和讃』(これも聖典の一つ)と南無阿弥陀仏の「念仏」をつづけてお勤めします。
 次に、お釈迦様がお説きになられた『仏説阿弥陀経』、もう少し短いものならば同じくお釈迦様の『仏説無量寿経』の中にある「讃仏偈」・「重誓偈」などがよいでしょう。
 私たちの宗旨では、お釈迦様がお説きになられたたくさんのお経の中から、『仏説無量寿経』・『仏説観無量寿経』・『仏説阿弥陀経』の三つのお経(合わせて「浄土三部経」)をとても大切にし、「般若心経」や「観音経」は唱えません。
 お経本がご入用ならば、お申し出ください。ご紹介したお経が載っているお経本として『浄土真宗本願寺派 日常勤行聖典』(本願寺出版社発行)をお勧めします。普通判と字が大きく読みやすい大判があります。このお経本はできれば、ご家族全員が1冊ずつお持ちいただきたいです。
 多忙な毎日の中でお勤めする時間をとれるということは非常に意義深いことと思います。